以前からFacebookで繋がりのあったウミウシの研究者Bernard Pictonさんからお誘いいただきました。
研究者でもなんでもないのに参加していいのか悩みましたがこんな機会二度とないと思い、20日間のスケジュールのうち9日間だけ参加しました
チョウチョウミドリガイの仲間たちがとても細かく分かれました
チョウチョウミドリガイ属は Phanerophthalmus というなんと読んでいいのやらわからない属ですが、調べるとPhanero = 見える phthalmus = 眼 という意味の言葉の組み合わせ。ウミウシにはあまり見えませんがウミウシの仲間になります
続きを読むカンランウミウシの仲間たちが細かく分けられました
新年あけましておめでとうございます
本年もウミウシの情報を出来るだけ発信していきたいと思っています
どうぞよろしくお願いします
海ぶどうに擬態するタマミルウミウシが5種に分かれました
【動画】海ぶどうを真似るウミウシ、実は5種: 沖縄名物「海ぶどう」にそっくりなウミウシ。DNAを詳しく調査したところ、実際には5種に分かれることが判明しました。 https://t.co/14sjsDeCl8 ナショジオ
— ナショナルジオグラフィック日本版 (@NatGeoMagJP) 2018年10月18日
こんなTweetを見たので論文を探して読んでみました
ナギサノツユの仲間たちに新規学名が付きました
新しい論文でナギサノツユの仲間に学名がつきました
ほとんどがオーストラリアの種ですが、それ以外のエリアにもいるようなので”ナギサノツユ”の写真投稿してくださいね
アオウミウシの仲間に新規学名がたくさんつきました
新しい論文で学名はないけどよく知られていたアオウミウシ属のウミウシ達に学名がついたので紹介します
サキシマミノウミウシの変遷
サキシマミノウミウシというウミウシは伊豆では非常にポピュラーなウミウシですが実は名前が大混乱しているウミウシでもあります
調べていて疑問がだいぶ解けたので興味がある人は読んでみてください
※ 2021/5/25日に加筆修正しました。
シロタエイロウミウシの仲間とキイロウミウシの仲間についた新規学名
新しい論文でいくつかの新規学名が付いたので紹介します。
紅海・アフリカのウミウシを記載したことによって、西太平洋のウミウシにも影響があったという感じの論文のようです。
分類が変わって後鰓類がなくなった話
ウミウシの分類について新しい論文が2017年に出されました
2005年に出された論文の続きとなるものなのでこれを採用し、世界のウミウシの分類を更新しています
シロハナガサウミウシとユビノウハナガサウミウシ
しばしば同種とされてはまた別種とされて呼称が混乱し続けているシロハナガサウミウシとユビノウハナガサウミウシ
2017年に出た論文で新展開がありましたので紹介します