
世界のウミウシには日々ウミウシが投稿されますが、その中にはウミウシでないものも混じっています。世界のウミウシでは公開出来ないのですが、もったいないのでこちらで再利用しようと思います。

大瀬崎など伊豆ではよく見かけ、ウミウシと間違われる率も一番高いのではないでしょうか?
トンプソンアワツブガイなどによく似ていますが、こちらは貝になります。
刺激を受けると外套膜がめくれて貝が露出するので見分けられるかなと思います。

これも触覚っぽいものがあるのでウミウシと間違えられがちですが、れっきとした貝になります。
イボヤギに黄色いタマゴを産むのでますます紛らわしいです。
他にもウミウサギガイやイボベッコウタマガイも間違われがちですね。

オトメガサ
こちらも貝でした。貝ではなく、扁形動物(へんけいどうぶつ)の仲間。血管やエラもなく、平べったいので歩き出すとすぐにウミウシではないことがわかります。

触角のようなデザインをしている種がおり、模様もウミウシを模しているような種が多くいるのでとてもウミウシに間違われやすいです。

カザリイソギンチャクは昼間は触手を見せること無く、収縮して丸まり、あたかもウミウシかのような姿をしています。
見分けるとしたら、微動だにしない、ことかなと思いますがかなり困難です。

こちらもイソギンチャクですが、触手が伸びていることでよりウミウシのように見えます。
こちらも全く動かないことでウミウシとは違うことがわかります。

キセワタの仲間などと見分けが全く付きませんが、ウミウシではないグループに属している生き物だそうです。
キセワタの仲間を調べているとよく出てきます。

これも転石したなどから出てきて滑るように動きます。
昔ウミウシとガイドさんに紹介されたことがありますが、違うようです。
他にもミズムシの仲間(水虫ではない)なども間違えやすいと思いますが投稿がないのでここまでです。