気づいたら2021年、コロナ禍はまだまだ続きそうな感じですが、健康第一で世界のウミウシを続けていければと思っています
今後ともよろしくお願いいたします
さて、2020年後半にいくつか新規学名の登録・属の変更など行いましたのでそれらをダダっとまとめて紹介します
気づいたら2021年、コロナ禍はまだまだ続きそうな感じですが、健康第一で世界のウミウシを続けていければと思っています
今後ともよろしくお願いいたします
さて、2020年後半にいくつか新規学名の登録・属の変更など行いましたのでそれらをダダっとまとめて紹介します
ややこしい話なのでスルーしようかと思っていましたがリクエストされたので紹介します
Adding stars to the Chromodoris (Nudibranchia, Chromodorididae) galaxy with the description of four new species
だそうです、なんだかおしゃれなタイトルな論文ですね
本論文でクロモドーリスの新種4種が追加されましたので紹介します。
記載されました。
ヒラシコロサンゴ Pavona explanulata (Lamarck, 1816) を食べる種は現状では全部これ、シコロサンゴ属の他のサンゴを食べる子は今後の研究次第で更に分かれるかもしれないね、ということになります。
https://seaslug.world/species/phestilla_viei
ドーリスの分類とカドリナウミウシ属、そして新属 Showajidaia が記載された新しい論文を頂いたので紹介します
難解じゃないけど長いのでかなり端折ることお許しください
前回の投稿から間が空いてしまいました
ニイニイミノウミウシ Moridilla brockii Bergh, 1888 に関する論文を紹介したいと思います
形態学的研究では地理的に孤立した個体群の間で一貫した差異を見出すことが出来なかったのですが、分子系統学による解析で10種に分かれることがわかった。という論文になります。
続きを読む1999年から2017年の間にインド太平洋から採集された合計345のChromodoris属のDNAを解析したという論文を紹介します。
解析した結果18種の未記載種を発見したものの、そのうちの5種のみが色彩・形態で判別可能、その他については色パターンで同定することが難しかった、という内容になります。
日本では不思議なぐらい多彩なコヤナギウミウシの仲間たちがいますが、その殆どに学名がありません。
それらの一部に学名が付きましたので紹介します。
チョウチョウミドリガイ属は Phanerophthalmus というなんと読んでいいのやらわからない属ですが、調べるとPhanero = 見える phthalmus = 眼 という意味の言葉の組み合わせ。ウミウシにはあまり見えませんがウミウシの仲間になります
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