International Sea Slug workshop, Bali, February 2019 に参加してきました

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ホホベニモウミウシ

以前からFacebookで繋がりのあったウミウシの研究者Bernard Pictonさんからお誘いいただきました。
研究者でもなんでもないのに参加していいのか悩みましたがこんな機会二度とないと思い、20日間のスケジュールのうち9日間だけ参加しました

Villa Markisa, Tulamben, Bali

場所はバリのトランバン
これまでに4回行っているのでよく知っている場所ですが、
いつものノーブルバリではなくVilla Markisa というスラヤにあるドイツ人の方がやっているリゾートが拠点となりました

ヨーロピアン御用達のお店なのでいつもと違って日本語ゼロ
他の参加者に日本人ゼロと英語スキルゼロ人間としてはなかなかしんどい状況ではありましたが皆さんがいい人たちで本当に助かりました

Aims:To make progress on naming of the sea slugs of Bali, Indonesia and the central Indo-Pacific region using DNA sequencing and traditional morphological techniques.

目的は、DNAシークエンシングと伝統的な形態学的手法を用いて、インドネシアのバリ島、中央インド太平洋地域のウミウシの命名を進歩させること。

というわけで、我々のような研究者ではない人たち(ウミウシマクロフォトグラファーが複数人いました)は、水中での撮影及び採集を担当。
研究者チーム(主催者のBernardさん含む、Tanya Korshunova, Sasha Martynov, Nathalie Yonow, Doug Miller, Karin Fletcher, Kennet Lundin 敬称略)は陸での撮影と同定が中心と作業分担してスタートしました

採集してきたウミウシは、日付と水深を報告します
それをその日のうちに研究者チームは同定したりしなきゃいけない…
当初20日間で350種ぐらいを想定していたのに4日間でそれを越えてしまったそうで、みなさん深夜遅くまで毎日作業していて潜る暇が全くなくなってました

採ってきたものを、陸でありとあらゆる方向から撮影してました
これがまた大変そうで、5mm以下も平気で見つけて採ってくるからそれをどうにかしなきゃいけない研究者チームにはホント頭が下がります

アデヤカイロウミウシ属の未記載種

そんなわけで、期間中7日間で27本潜って100種以上は採集したんじゃないかなーと思います
いくつかの種はいずれ新種記載されると思いますので楽しみに待ちたいと思います

以上、バリ島からお送りました

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