MERO Foundation

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昨年2月に参加した International Sea Slug workshop, Bali, February 2019 の続編が今年も開催されお呼ばれされたので参加してきました。
今回は自分だけ行くのももったいないのでウミウシハンターズの池田さんオーシャンブルーの今川さん を連れていきました。
滞在場所は今回も、VILLA MARKISA (ヴィラ・マルキッサ)
日本語は全く通じませんが、みんな聞こうとしてくれるので英語力0でもなんとかなります。

目的

前回と同じでバリのウミウシの研究をすすめること(ひいては全世界のウミウシの命名に影響を与える)なのですが、採集許可は取っているけど地元の理解を得るのに時間がかかっているということで今回は採集はなし、リサーチのみと到着早々言われてしまい、いつものただのダイビングツアーになってしまいました。

到着2日目の木曜日

朝イチにセレモニーがあるからダイビングはありませんと急に言われ集合場所に行ったらこんな格好に

カジュアルだけど一応正装

そしてビーチを歩いて行くと去年は全く無かった建物が

新築の建物とアグン山
Markisaから徒歩5分ぐらいの場所

そして始まる儀式
どうやら新築のセレモニーということだったみたいです。

お祈り中
バリでは何かとお祈りやお祭りがありますがこれは結構本格的な感じだった

小一時間ぐらいお祈りが続き…最後は全員に聖水がかけられて終了しました

LABO
ここでDNAの解析まで出来るようになる予定

ここにはLABOと、教育施設が併設されていて、長期滞在出来るよう宿泊設備も備えています。

教室
30人ぐらいが入れると思う。まだまだ準備はこれから。

11時前にお祈りなど終わって、その後ダイビングに行きましたが大雨の影響で午後からのダイビングは中止に…。

日曜日

午前中はオープニングセレモニーだからダイビングなしね、と言われて朝から学校へ。大事なゲストが来るから15分前集合厳守と言われていったら大事なゲストが遅れて1時間以上エアコンない部屋で待ちました

団体名は MERO Foundation
Dr. Alexander Martynov (サーシャさん 左) と Dr. Tatiana Korshunova (ターニャさん右)

前日何もなかった建物が急速に整備されていました

オープニングバリ舞踊
Dr. Okcy Karna Radjasa による基調講演
インドネシアの海洋資源の話、だと思います
サーシャさんによるウミウシの分類の話
1時間に収まらず
3日前にアクセプトされた論文の話が出たので早速本人の解説付きでもらいました。
これは別途記事書きます。
今回のプログラム
3日間×2回のスケジュールで学生より準備する側が疲労困憊になっていた

月曜日

これまた結構突然に、村のニュピ(バリの新年、仕事をしちゃいけない日、火を使うことが出来なかったり移動制限があったりする)

朝6時から12時間ニュピで、Markisaから移動できなくなるからその前にLABOへ来てねと言われて5:45に移動。

午前中は Klas さんの講義、午後はターニャさん、サーシャさんの講義。
とんでもなくありがたいが、1日中エアコンのない部屋で英語の講義を受けて頭ヘロヘロ。とにかく海に行きたいので夕食後ナイトダイブへ?

火曜日

あっという間にダイビング最終日。なんだか今回全然潜ってないし出会いも少ないなーと思ってる間に終わりそうだったので、最後のナイトに行きたいポイントへ行って、目を皿にようにして探したらいました

モモイロホリミノウミウシ

2017年からリクエストしてたものに会えて終わりよければすべてよしって感じ
今回のバリ滞在の報告は以上です

今後もMEROには関わるつもりですし、サーシャさんたちの活動にも積極的に参加していきますので、興味ある方は声をかけてください

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